カナダ移住をしてみて感じたメリット6つ!

「私の人生このままでいいのか?」と思い、6年勤めた会社を辞めることを決心。思い切って日本を飛び出し、カナダで2年間半の生活を送った結果、「やっぱりカナダに来てよかった!」と思ったことがいくつかありました。

完全な私見ですが、これからカナダへの移住を考えている方々に、この想いをシェアしたい!と思ったので、実際に私が感じたカナダ移住のメリットをまとめてみました!(デメリットは別記事でアップ予定です!)

「カナダ移住」の定義付け

まずはじめに、そもそも「移住」の正確な意味ってなんだろう…?と思ったので、調べてみました。

ネットで見つけた辞書には「他の土地に移り住むこと。国内の他の地あるいは国外の地に移り住むこと。」と書いてありました。

別の国に永久的に住むことが「移住」なのかな?と思っていましたが、そうでもないみたいですね。

ということで、今回の記事では、留学やワーホリなども含めて、カナダに長期的に移り住むという意味での移住とさせて頂きます。

というのも、私は、カナダに移住するためのビザや法律の専門家ではないので、そこらへんの難しい話をお伝えすることはできないのです…(それを期待されていた方、ごめんなさい!!)

その代わり、私の経験を通して思ったことをシェアさせて頂きますね。

「カナダに長期住んでみたい!」とか「海外生活に興味あるけど不安もある…」という方にとって、何か為になるような情報を共有できたら嬉しいなぁと思っています。

カナダ移住のメリット6つ

メリット1:世界中の人に会える

皆さんもご存知だと思いますが、カナダは移民大国なので、そこはまるで “It’s a small world”

日常的にいろんな人種の人に会えるし、様々なバックグラウンドを持った人の話は本当に面白い!

一時期、美容院の受付で働いていたことがあったのですが、そこで働いているスタッフは、出身国がイタリア、コロンビア、香港、カンボジア、ミャンマー、そしてカナダとみんなバラバラ。

勤務中なのに、イタリア人スタッフが突然イタリア語で陽気に歌い始め、コロンビア人がスペイン語で電話し始める…など、日常的にいろんな言語が耳に入って来て、本当に面白い体験をしました。

家庭の中も人種がバラバラなパターンもあります。

私が一番仲良くなったカナディアンの女の子は、お父さんとはスペイン語で話して、お母さんとは英語で話して、学校ではフランス語を習ってたから3ヶ国語話せるんです。

頭の中すごいことになってる…。

でも、こういう子はカナダでは珍しくないんですよね。

メリット2:英語力が上がる

英語力の向上に関しては、カナダに限ったことではないのですが、やっぱり英語を上達させたいなら、海外で生活することをオススメします。

もちろん、海外に行っても上達しない人もいますが、それは積極的に英語を使っていないからです。

本場の英語を習得するチャンスは日常的に沢山あるので、自然に身につく部分も多いと思います。

というのも、私の実体験で言うと、カナダでTOEICの勉強をしていた時のこと。

単語帳で「textile」という単語を学んだあと、バスに乗りながらふと外を見ると、「textile」と看板に大きく書かれてあるお店が見えました。

そのお店の中には、カラフルな布地が束になって沢山並べてあったので、瞬時に「textile=布地」というのがイメージ的に頭にす〜っと入ってきて、定着したんです。

新たな言葉を覚える時、イメージと一緒に覚えると、覚えやすくなるとどこかで聞いたことがあります。

カナダにいる間に、目標のTOEIC900点を突破できたので、やっぱり海外にいる時の方が、英語力UPに繋がるんだなぁと実感しました。

メリット3:「自分に足りないもの」に気づく

私がカナダで生活をして一番よかったと思えるのが、「自分には何が足りないのか」が分かったということ。

これは大きな賜物です。

結論から言うと、私には、専門スキルがないと言うことに気づいたんです。(もっと早く気づけよ!)

「英語が話せる」と言っても、北米では、そんなの当たり前ですしね…笑

日本企業で働いた経験しかなかった私は、カナダの現地企業で働いてみたい!と思ったのがきっかけで、日本を飛び出しました。

でも実際に、カナダで仕事を探してみると、自分には何も勝負できるものがないと痛感しました。。。

というのも、私の日本での営業経験はカナダでは特別なものではないですし、北米では「ポジション(スキル)採用」が主流。

この会社のこのポジションが空いたから、その人材を募集するというような形なので、大学を卒業しても、その道の経験がない限り、正社員としては雇われないのが現状です。

なので、現地ではインターンをして経験を積んでから、企業にアプライをする。というのが一般的な流れなんですよね。

前置きが長くなってしまいましたが、ようやく自分に足りないものに気づいた私は、興味があったウェブデザインを学ぶため、現地の学校(Bitmaker)に通い始めました。

今でも勉強中なので、実力としてはまだまだですが…。

今思えばカナダに行って自分の足りないものが何なのか明確になったことが、次のステップに進む大きなヒントになったと思います。

メリット4:行動力・度胸がつく

カナダでは、職探しの際に、自分でお店にレジュメ(履歴書)を渡しに行くことがよくあります。

もちろん、今の時代、カナダでもネットで就活することが主流ですが、ネットに載せていない求人もあるので、直接渡しに行くのが早いという考えなのかもしれません。合理的!

直接渡しに行ったレジュメがマネージャーの手に渡らず、ゴミ箱に捨てられる可能性も多いにありますが、実際にそれで仕事をゲットすることもあるようです。

私は、同じ会社に3回もレジュメを渡しに行ったのですが、一切連絡はありませんでした…泣

人事担当者の名前を聞き出して、メールも送ったのに…!あの時は辛かったな…。

まぁこんなことは日本にはない文化なので最初は戸惑いますが、そのうち慣れてくるので、振り返ると、度胸がついたなぁと実感することもしばしば。

就活にしかり、家探しにしかり、日本の常識が通じない海外生活では、じっくり考えても大体「こんなはずじゃなかった!」ということが多いです。

元々物事をあれこれ考えすぎてしまう私は、カナダでの生活を通して、結局、自分で動いてみないと分からない!ということに気づき、とりあえずやってみるという度胸がついた気がします。

海外生活はいろんなことを教えてくれて、楽しい!

関連記事:【カナダ移住】仕事探しは、どうしたらいい?

メリット5:カナダの永住権獲得のチャンス

過去3年間の中で、カナダ国内で一年以上のフルタイムでの就労経験があると、カナダの永住権を申請できる可能性が広がります。

もちろん、IELTSなどのテストを受けて、一定の英語力を証明する必要がありますが、カナダは移民ウェルカムな国なので、カナダでの永住権を取得したいとお考えであれば、それに繋がる何かしらの道が見つかるはずです。

そういう意味でも、カナダ移住は永住権を狙っている方にとって、メリットでもあります。

実際に私の友達(日本人)もカナダでの永住権を取得して、今カナダで働いています。

専門家ではないので私からは永住権についての詳細をご説明することはできないのですが、気になる方は、こちらHPでチェックしてみてくださいね。

ネットで調べてみると、他にも相談に乗ってくれる会社さんはたくさんあるので、一度無料相談をしてみるとヒントが得られるかもしれません。

メリット6:アメリカが近い

本場のチキンウィング@バッファロー

カナダから足を伸ばしてちょっと旅したいなぁと思った時に、ふらっとアメリカに行けるというのは、飽き性で旅好きな私には嬉しかったです。

アメリカ西海岸で仕事をしていた大学時代の友達に会いに行ったり、本場のチキンウィングを食べるためだけに、国境を超えBuffalo(バッファロー)までドライブしたり、アラジンのミュージカルを観にニューヨークに行ったり…。

日本は島国なので「海外」となると、まさに海を越えて行かなければならないのですが、カナダとアメリカみたいに、国が陸続きというだけで、私には何だか新鮮でワクワクでした。

ただ、いくら陸続きとは言え、カナダとアメリカはやっぱり違いがあるというのが面白いところ。その違いをふらっと探しに行けるのは、カナダ移住のメリットの一つですね。

まとめ

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

カナダ移住のメリット編、いかがでしたでしょうか?

もちろん、カナダ移住のメリットは他にも沢山ありますが、今回の記事では、私が感じたメリットとして思いついた順に書かせてもらいました!

デメリット編も、編集できたらアップしますね。