10ドル以下!カナダ人のオススメ土産![お酒編]

カナダのお土産に、お菓子やメープルシロップもいいけれど、大人の方にはその土地のお酒をプレゼントするのも、なかなか素敵ですよね。でも、カナダのお酒って何がいいのかな?と迷う方も多いと思います。そこで、現地のカナディアンにも意見を聞きつつ、価格もサイズもお土産にぴったりなものを見つけたので、いくつかご紹介します♪

超高級カナダの「アイスワイン」を10ドル以下でお土産に!

日本ではあまり馴染みのない「アイスワイン」。ですが、カナダのお酒と言えば、真っ先に思いつくのが、このアイスワイン。特殊な製造過程を経て作り出されるので、稀少価値が高く、超高級品。カナダが世界に誇るワインなのです。なので、せっかくカナダに行ったからには、この有名なアイスワインとやらをお土産にしたい!と思う方は少なくないはず。ただ、一般的に売られているアイスワインは、種類にもよりますが、375mlで大体50ドル前後はします。長細くて持ち運びにはいいのですが、やっぱり高い。。。(日本で買うともっと高いです)

そこで、私がオススメしたいのが、100mlのミニミニサイズのアイスワイン!(左の写真)このミニチュア感がなんともかわいい!約8ドル(680円くらい)で買えちゃうので、お財布にも優しく、しかも軽いし、お土産にぴったり。この写真のアイスワインは「イニスキリン・アイス・ワイン・ヴィダル 2012」というもので、産地はカナダのオンタリオ州。実は世界最大級のワインコンペティションで金賞を獲得した有名なワインなんです。自信を持ってお土産にできるアイテムです。ちなみに、このミニミニサイズのアイスワインは、LCBO(レジ付近)かセントローレンスマーケット(トロント)で買えます。ただ、セントローレンスマーケットでは3本セットで売られているので、バラで買いたい人は、LCBOがイイと思います。

そもそも「アイスワイン」って?

アイスワインがカナダで有名なのは分かったけど、そもそもアイスワインって??

私は最初、「冷たいワイン」のこと?と思っていたのですが、実は「凍ったブドウで造られたワイン」のことだったんです。真冬の氷点下の中、凍ったブドウを手作業で一つずつ摘み取っているので、かなり大変な手間がかかっています。しかも、その努力とは裏腹に、凍っているブドウからは取れる果汁はわずか。その分稀少価値が高くなり、お値段が高くなるのも納得。そして、アイスワインを飲んだことのある方はご存知かもしれませんが、とっても甘口!これは、ブドウを凍らせることで、甘さが凝縮されるから。飲み方としては、冷やしておいたアイスワインを食後にデザートとして楽しむのが主流だそうです。お酒が苦手な人にも飲みやすく、オススメ。

現地カナダ人のオススメ!ウイスキーをお土産にするならコレ。

世界5大ウイスキーのうちの一つであるカナディアン・ウイスキー。

カナダのウイスキーは他国のウイスキーとは違い、初心者にも飲みやすいと言われています。特殊な蒸留過程を経て造られているため、麦の風味が豊かで、口当たりが軽く、スムーズなのが特徴的だそうです。

今回はLCBOのカナダ人の店員さんにオススメを聞いてみたところ、お土産にはコレ!と以下の2種類のウイスキーを教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

①J.P. Wiser’s Deluxe Whisky(左の写真)

LCBOの店員さんにWiser’sとCanadian Clubだったら、どっちが好き?と聞いたところ、このWiser’sをチョイスしていました。甘いキャラメル、フルーツ、バニラの風味で、後味がスムーズでクリーミーとのこと。飲み方はロックがオススメらしい。甘めなので、ウイスキー初心者でも飲みやすいですね。

②Canadian Club Whisky (右の写真)

ライ麦のコクが特徴的なカナディアンクラブ。こちらも、古くからカナダの人々に愛されている王道ウイスキー。カナディアン・ウイスキーを楽しむのであれば、まずはココからと言われるほど。ローストされたアーモンド、バニラ、ペッパーのほのかな香りが感じられ、ちらっとスパイシーなバニラ、トウモロコシ、ナッツの風味でフィニッシュ。オススメの飲み方はロックかストレートで。

*この写真では分かりづらいのですが、この2つのウィスキーは、ミニサイズ(200ml)+プラスティックボトルなので、お土産に最適。お値段もどちらも10ドル以下で嬉しい価格。

カナダは何歳からお酒が飲める?購入時の注意点!

カナダは、州によって飲酒可能な年齢が異なります。アルバータ州、マニトバ州、ケベック州のみ18歳からお酒の購入+飲酒可能ですが、それ以外の州、準州では19歳からです。

加えて、カナダはお酒の購入に関してとても厳しい国なので、購入時は必ずIDを持参するようにしてくださいね。例えあなたが30歳であったとしても日本人は必ずと言っていいほど、若く見られるので要注意。私はID忘れてワインを買えなかったことがあるので、本当に厳しい。また日本の免許証ではなく、必ずパスポートや国際免許証など、英語表記のIDを提示しましょう。左の写真はLCBOにあったものなのですが、「外見が25歳以下に見える人は、IDの用意を!」と書いてあります。移民大国のカナダなので、外見では判断しにくいからでしょうね。ちなみに、日本みたいに外でお酒を飲むという行為も禁止されています。もし見つかった場合は、罰金が課されますので、ついつい日本の感覚で飲んでしまわないように気を付けてくださいね。ちなみに、カナダではライセンスを取得しているお店しかお酒を取り扱うことはできません。日本のようにコンビニや自動販売機などでも販売していないので、お酒を購入できるところは限られています。なので、お酒を買うなら、LCBO(エルシービーオー)、Wine rack(ワインラック)、The Beer Store(ビア・ストア)のどれかですね。にしても、ここまでお酒に関して取り締まりが厳しいのには、逆に感心しますわー。

まとめ

最後まで読んで頂いてありがとうございます。いかがでしたでしょうか?カナダでちょっと大人なお土産を買うなら、このミニアイスワインかミニウィスキーもおしゃれでアリだと思います。何と言っても、サイズとお値段のプチ感がお土産にぴったりで、買う方も嬉しい(笑)お酒のお供にカナダの歴史や日本との違いも味わえますしね。是非、候補の一つに!