気になるカナダの物価事情!洋服の値段は?サイズは?

日本には、可愛い洋服が買えるお店が沢山ありますよね!ルミネやマルイなどのデパートでは洋服の種類が豊富で眺めているだけでも楽しめます。一般的にカナダは日本より物価が高いと言われていますが、洋服に関してはどうでしょうか?今回は、カナダ(トロント)在住の私が、気になるカナダの洋服情報をシェアします!

トロントで洋服を買いたくなったら、まずはイートンセンター!

トロントでショッピング!となると、真っ先に思いつくのが「Eaton Centre(イートンセンター)」。ダウンタウンのど真ん中に位置している大きなショッピングモールで、平日も週末も関係なく人で賑わっています。ガイドブックにも必ずと言っていいほど載っているので、観光客にも人気のスポットです。「Dundas(ダンダス)駅」と「Queen(クイーン)駅)」の2つの駅から直結でアクセスできるのも、人気の理由の1つ。洋服や靴などのお店が多く、テイストや価格も様々です。私はシンプルな洋服が好きなので、日本では「Natural Beauty Basic(ナチュラルビューティーベーシック)」というお店に通っていたのですが、残念ながらトロントにはないので、最初はどこで洋服を買ったらいいのか結構悩みました…。もちろんお金を払えばシンプルで可愛い洋服は沢山あるのですが、普通に1着80ドル〜100ドル(約6,800円〜約8,500円)くらいはするので、ムリ!泣 トロントではおしゃれを諦めようかな…と思っていた矢先、見つけたのが、日本でもお馴染みのH&Mとforever21!イートンセンターにはもちろん、トロントにはいくつか店舗があります。私は日本でH&Mやフォーエバーにはあまり行かなかったので、ちゃんと比較はできませんが、トロントのH&Mやフォーエバーは日本より少し種類が多く、シンプルで大人可愛い洋服が多い気がします!そして、なんと言っても安い!普段の値段でも大体1着20ドルから40ドルくらいで買えるので、十分安いのですが、セール時には激安!嬉しいことに、このセール、結構頻繁にやってます。この前は、H&Mで黒のロングスカートを5ドル(約425円)、グレーのTシャツを10ドル(約850円)くらいで購入しました。だからって、質が悪いわけではなく、値段を公開しない限り、こんなに安く買ったものだとはバレません!(と思いたい…)特にH&Mでは、ビジネスの場面でも使えるようなフォーマルなシャツやジャケット、ヒールも売っているので、いざという時に助かります。

カナダ初!トロントにUNIQLO(ユニクロ)が上陸!

日本でも人気のユニクロが、2016年になんとトロントに2店舗オープンしました!先ほどもご紹介した「イートンセンター」の中に1店舗目ができ、「ヨークデールモール」というダウンタウンから北西に少し離れたショッピングモールにも2店舗目ができました。価格は日本と比べると大体1.2-1.5倍くらいするので、ついつい日本だったらもっと安く買えるのに〜と思ってしまいます。ただ、季節の変わり目や、年末年始などのセールでは、普段より20%〜30%くらいは安くなるので、タイミングですね。また、トロントのユニクロでは、サイズの種類が実に豊富!物によっては、「XXS/XS/S/M/L/XL」のように、6段階(たまに7段階)あることも普通です。もちろんユニクロだけではなく、全般的にトロントで売られている洋服は、サイズのオプションが多く、助かります。これは移民大国ならではの良さの1つではないでしょうか。

日本でも人気!CANADA GOOSE(カナダグース)はトロント生まれ!

カナダグースは1957年にカナダのトロントにて創業。日本でも人気があるので、知ってる方も多いと思います。あのロゴがトレードマークですよね。カナダグースは、なんと言っても、着ていてあったかい!というのも、実はトロント、冬にはマイナス20度〜30度にもなるくらい極寒の地なんです。ですので、冬になるとカナダグースを着ている人があちこちに。究極なコーディネートですが、Tシャツの上にカナダグースだけを着て出かけるカナディアンも沢山いるようです。(それほどカナダグースはあったかい!)でも確かに、トロントは寒いのは外だけで、一旦建物の中に入ると、冬であることを忘れるくらいあったかいので、「脱いだらTシャツ」も合理的。ちなみに、カナダグースはシベリアやアラスカでも支持を得ているほど、とにかく極寒地でも耐えられる優れもの。ただ、やっぱり値段が高い!私も一度こちらの冬に備えてカナダグースの購入を考えたのですが、結局諦めました。というのも、冬用のダウンは大体1,000ドル(約85,000円)以上はします。ここに13%のTAXを上乗せされるので、さらに高い。。。ですが!実は、子供服であれば、TAXが「5%」だけなので、子供服でもサイズが合うものがあれば、子供服を買うのが裏ワザです。私は身長が153センチですが、子供服の1番大きいサイズを試して見たらギリギリ大丈夫でした。(カナディアン用なので、少し大きめなのかな)なので、カナダでカナダグースの購入を考えている方は、一度子供服もお試しあれ!

カナダの大セール!ブラックフライデー(Black Friday) /ボクシングデー(Boxing day)

カナダには、派手に行われる一斉セールが年に2回あります。それが、ブラックフライデーとボクシングデーです。

◆ブラックフライデー:11月末の金曜日

アメリカやカナダで有名な「ブラックフライデー」。最初に聞いたときは、何か悪いことが起きる金曜日のことかと思ってしまいましたが、実は「一斉セール」のことなんです。ブラックフライデーはアメリカの感謝祭(Thanksgiving day)の翌日の金曜日に開催されます。この「ブラック」は「お客さんの混雑」や「お店の黒字」を連想させるところから来ているようです。その名の通り、ショッピングモールに人がわんさか集まり、ごった返すので、ある意味ブラックな光景でもあります。この日は、ショッピングモールに限らず、ほとんどのお店で大体20〜50%オフになるので、冬服やクリスマスギフトのまとめ買いにはもってこいですね!お得に買い物するためには、事前の価格チェックもしておいた方がよさそうですね。ちなみにブラックフライデーは、もともとアメリカで行われていたのですが、カナダの人が一斉にアメリカに行ってしまうので、カナダでも開催しよう!ということになったようです。

◆ボクシングデー:12月26日

「ボクシングデー」は、カナダに来てから初めて聞いたのですが、最初はスポーツのボクシングのことなのかと思ってました。。でも、ボクシングのスペルを解体してみると「Box」ingなんですね。これではちょっとまだ分かりにくいかもしれないのですが、元々は、昔、貧しい人々のために、協会が寄付を募ったクリスマスプレゼント(Box)を開ける日だったことが由来のようです。現在では、1年の中で最大規模のセールと言われているほど、一斉にあちこちで大幅値引きが始まります。しかもこの日だけではなく、最近では1週間くらいセールをしているお店も多く、「Boxing Week」と宣伝しているところもあります。洋服はもちろん、家電製品や、家具など、日頃は高くて手が出ないモノでも、この日を狙うと、50%〜70%オフで買えます。もちろんネットでも安くなっているので、一度ネットで調べてからの方が、更にいいお買い物ができるかもしれないですね。

まとめ

一般的にトロントの物価は高いと思われがちなのですが、場所やタイミングを選べば、大丈夫。子供服は税金が5%、ブラックフライデーやボクシングデーがある、といったお得な情報を日頃から収集しておいて、その時が来たら思いっきりショッピングを楽しみましょう!