カナダの水道水は飲んでも大丈夫?肌や髪へのダメージは?

海外旅行から帰国した友人から「現地の水にあたってお腹を壊した…」「肌に合わなかった…」などの水トラブルを聞くことがあります。海外に行くと、今まで当たり前だった日本の水の有難さに気づく方も多いのではないでしょうか。生きていく上で欠かせない水。今回は、カナダのをテーマに現地情報をシェアします。

カナダの水道水は飲める?

ずばり答えはYes!

問題なく飲めます。ただ、数値的には日本の水道水よりカナダの水道水の方が硬いようです。日本は「軟水」ですが、カナダは「中硬水」と言われています。(個人的には、飲んでいて硬いと感じたことは、ありませんが…。)実は、世界には「水道水が飲める国」は15カ国しかないそうで、カナダはそのうちの1つに入ります。カナダのレストランやカフェ、空港やジムなどの公共施設などでも、安心して水道水を飲むことができます。ちなみに、カナダのレストランでは、日本のように何も言わなくてもお水を出してくれるサービスは主流ではなく、欲しい場合は自分からお願いすることが多いです。レストランにもよりますが、無料のお水(水道水)が欲しい場合は、「タップウォーター(Tap Water)」と言えば大丈夫です。「ミネラルウォーラー」や「スパークリングウォーター」は有料になるので、ご注意を!

あると便利!カナダではブリタ(Brita)が人気。

カナダの水道水は飲める!」と宣言したばかりですが、カナダの家庭では、浄水器の「ブリタ(Brita)」が大人気。(日本でも人気ですよね!)水道水をそのまま飲む家庭ももちろんありますが、カナダではブリタで浄水した水を飲んでいることが多いです。ペットボトルのミネラルウォーターをわざわざ買う必要もないので、一家に一つあると便利ですよね!大幅な節約にもなります。Walmart(ウォルマート)やCanadian Tire(カナディアン タイヤ)のような大型スーパーでは13ドル(約1,100円)前後で買えるので、お手頃です。私は持ち運びに便利なウォーターボトルに入れて外出しています。水のペットボトル(500ml)はスーパーで買うと1ドル〜1.50ドルくらいですが、ペットボトルを買わずに、できるだけ節約できるところはしたいですよね。

カナダの水道水で洗顔、シャワーもOK!

たまに海外に行くと、「お肌が荒れちゃった」とか「髪が傷んじゃった」という声を聞くことがあります。これは、海外の「硬水」が原因のようで、硬水に慣れていない日本人の肌を傷つけてしまうようです。(ちなみに、アメリカやヨーロッパ、中国、香港は硬水です。)硬水のせいで、肌がカサカサになったり、髪がパサパサになってしまったという方も多いのではないでしょうか。その点、カナダでは中硬水なので、比較的安心。数値的に見ると、カナダのトロントの水道水の硬度は128mg/lなので、中硬水に分類されます。日本の水道水は大体30〜80mg/lくらいなので、軟水。肌が弱い私でも特に今のところ問題ないです。冬はマイナス20度にもなるので、水というより空気が乾燥していて肌がカサカサになるという経験はありますが…泣

カナダの自動販売機は?コンビニは?

(余談ですが…)実はトロントでは自動販売機をほとんど見ません。今まで外に置いてある自動販売機を見たのは1度か2度くらいだと思います。ジムや施設の中では何度か見た事がある気がしますが、外にはほとんどないですね。あったとしても、水やその他ジュースの値段は普段の2〜3倍くらいするので、まったく買う気が起きません…。それに比べて日本では至る所に自動販売機があるし、値段も妥当だし、現金だけじゃなくてPASMOなどのプリペード式のカードやお財布携帯で買えたりして本当に便利ですよね。そして、ついでなのですが、トロントにはコンビニもあまりないのです…。たまに「セブンイレブン」を見ることがありますが、日本に比べると、店舗数は明らかに少ない!だからと言って他のコンビニがあるわけでもないので、街全体にコンビニが少ないようです。日本では、毎日のようにコンビニを利用していた私もトロントではすっかり行かなくなりました。日本はコンパクトになんでも揃っているから本当にすごいなぁ〜。

カナダといえば、やっぱりジンジャエール!

といっても、カナディアンがいつもジンジャエールを飲んでいるわけではないのですが…。水以外の飲み物で個人的に大好きなのが、「カナダドライ」のジンジャエール。日本でもジンジャエールを好きな方は多いと思いますが、やっぱりジンジャエール界で1番おいしいのは、カナダドライ!その他、炭酸系のジュース(コーラやスプライト)は、日本とそこまで変わらぬ値段で売られています。(ちなみに炭酸ジュースを総称して「Pop」と呼ばれています)

もし、日本のお茶が飲みたくなったら、「Hマート」などの韓国系スーパーに売っています。ただ、値段は日本の2.5倍くらい(約250円)なので、カナダに来る時は、粉末やパックの緑茶などを持ってきて自宅で作るのがおススメです。

 

その他の物価については「日本と比較!カナダのトロント、物価はどのくらい? 」で詳しく記載していますので、参考にしてくださいね♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?日本と硬度は違えど、カナダの水道水は飲み水としても、洗顔もシャワーも問題なしというのは日本人にとって嬉しいですよね。より美味しく飲める「ブリタ」の活用で、節約もしちゃいましょう!