カナダへ3ヵ月の留学!気になる費用&短期留学を最大限に活かすには?

「YOLO」という言葉をご存知でしょうか? “You only live once.” そう、人生は一度きり。やっぱり自分の心に素直に生きていきたいものです。「本当は留学したいけど、費用の問題もあるし…」と思いつつ、このページを訪れて下さった方が多いのではないでしょうか。もし留学しようか少しでも迷っているのであれば、まずは短期留学からトライしてみるのもアリかもしれません。そこで、カナダ(トロント)での3ヶ月留学にかかる費用や短期留学を最大限に活かす方法を記事にしてみました。

Whyカナダ?

カナダは留学先やワーホリ先としても人気の高い国です。では、どうしてカナダが人気なのでしょうか?実際に、カナダ(トロント)に住んでみて感じたメリット&デメリットをまとめました。

【カナダ留学のメリット】

  • 発音がアメリカ英語に近く、スペルはイギリス英語という面白い環境で英語を学べる
  • 移民大国なので、世界中から来た人と出会える(同時に、日本人である自分が疎外感を感じることはない)
  • 夏は、過ごしやすく気持ちの良い気候が続き、屋外フェスティバルやパレードを楽しめる
  • 治安が良い(ただし、地下鉄や道端にいるホームレスの人が物乞いして来たり、急に罵声を浴びせてきたりする変な人もいるので、十分気をつけましょう)

【カナダ留学のデメリット】

  • 特にダウンタウンではマリファナの匂いがたまにする
  • トロントは夏が短くて冬が長い(詳しい記事はこちら
  • 歩きタバコをしている人が多い(ちなみに、カナダのタバコの値段は日本の約3.5倍)
  • 日本人が結構いる(特にトロント、バンクーバーなどの大都市)

ただし、留学の目的次第では、メリットがデメリットに、デメリットがメリットになる場合もあるので、まずは「留学後にどうなっていたいのか」という目的を明確にすることが第一歩だと思います。もし、現時点で明確なイメージができない場合は、どんな季節にどんな仲間と学びたいのか、都会が良いのか落ち着いたところが好きなのか…などから自分にとっての「理想の環境」を想像してみてください。もしくは、留学についてのYoutube動画を見たり、記事を読んだりしながら情報収集していくと、イメージしやすいと思います。「自分にはこういう環境が合っていそうだな」とか「こんな風になれたら、かっこいいな」とか、心がワクワクする瞬間に出会えるはずです。そうしていくうちに、自分の目的に沿った留学先選びができると思います。

カナダでの3ヶ月留学にかかる費用

さて、留学する上で、おそらく一番気になるのが費用ですよね。一体いくら必要なのか、実際に私がカナダ(トロント)の語学学校に3ヶ月通った際の費用についてまとめました。
結論から言うと、目安としては、トータルで75万〜80万円くらいは用意した方がいいと思います。($1=85円の計算)

内訳はこんな感じです↓

  • 語学学校  :30万円(10万×3ヶ月)
  • ホームステイ:8万円(私は最初の1ヶ月のみホームステイをしました)
  • シェアハウス:11万円(5.5万円×2ヶ月)
  • 保険    :3万円前半(保険会社によっては、16万円くらいするところもあります。ただし、日本のクレジットカードに付随している海外保険があればタダ。)
  • 現地交通費 :4,800円(マンスリーパスを12,000円で購入×3ヶ月)
  • 往復航空券 :13万〜15万円(羽田⇄トロント)
  • 食費    :6万円(ここは個人差がありますが、一人分の食費であれば、この金額で十分だと思います)
  • お小遣い  :6万円(個人差あり)

カナダに来て思ったことは、やっぱりお金は余裕を持って準備していくのがベストです。せっかくカナダに来たのに、お金がないから…という理由で、行動範囲が制限されてしまうのは、とても残念です。語学学校では、いろんなアクティビティが放課後に開催されています。学校が終わってからみんなで映画を観にいったり、バスケの試合を観にいったり、週末には近場のモントリオールやケベックへの小旅行などのワクワクする企画がたくさんあります。もちろん、参加は自由ですが、自分が「これ面白そう!」と思ったことには、積極的に参加したいですよね。貴重なカナダでの時間を思いっきり楽しめるように、できるだけ日本で蓄えておきましょう。

3ヶ月短期留学のメリット・デメリット

留学費用と同様に、留学する「期間」も迷う方が多いと思います。もちろん最初から長期にチャレンジするのも良いと思いますが、色々な事情があって少し迷っている場合は、まずは短期留学から初めてみるのもいいかもしれません。ただ、「本当に3ヶ月でいいのかな?」と思う方もいると思いますので、私が思う3カ月留学のメリット&デメリットをまとめてみました。

【メリット】

  • 現地の生活になれるのに1ヶ月くらいかかるので、留学を始めて2〜3ヵ月目に余裕が出てくる。(1ヶ月目の反省点を、残りの留学生活に活かしながら生活することが出来るようになる)
  • 学校以外の時間を活用して現地の人と交流する時間がある
  • 6ヶ月以内の通学であれば、eTA(電子渡航認証)のみ申請すれば、OK。(約15分くらいで簡単にできます!)
    *ただし、就労やインターンは不可なので要注意。

【デメリット】

  • 3ヶ月という短い期間なので、目標を達成する意識が低いと無駄な留学になる
  • 自分の英語レベルにもよりますが、短期留学では、英語が流暢に話せるようになるといった成果は期待しにくい
  • 語学学校の友達も英語が第二言語の人たちなので、ネイティブの友達を作る機会が少ない

3ヵ月留学を最大限に活かす方法

「3ヶ月の留学はお金の無駄」と言う人もいます。確かに、「3ヶ月で英語力が劇的に変わる!」ということは断言できません。ただ、この留学を無駄にするのか有意義なものにするのかは、結局のところ、その人の目的意識と行動力次第だと思います。

おそらく留学で「英語力の向上」を目指す方が大半だと思いますが、「英語力」と一言で言っても、どのスキルを伸ばしたいのかによって、アプローチの仕方がかわってきます。スピーキング力を伸ばしたい人とライティング力を伸ばしたい人の勉強の仕方は違います。なので、「何のスキルを伸ばしたいのか」というところまで明確にすることが大事です。特に3ヶ月という短い期間の場合は、一つのスキルに絞った方が実力が伸びやすいかもしれません。

ちなみに、私は特に「スピーキング力」の向上を目指していたので、現地の人とコミュニケーションが出来る機会をよく探していました。上記のデメリットにも挙げましたが、語学学校で知り合う友達は、あくまでも私たちと同様に「英語を第二言語とする人々」なので、ネイティブではありません。そのため、本当に現地の英語に触れたいのであれば、自分自身で現地のネイティブの人と交流する場に積極的に足を運んだりする必要があると思います。

前置きが長くなってしまいましたが、私がカナダに来てから「これは日本でやっておくべきだった!」と後悔したことや、現地で「これは使える!」と思った方法をまとめました。

日本で準備できること

  1. 何のスキルを伸ばしたいのか明確にする(3ヵ月後にどうなっていたいのかを考える)
  2. 自分の英語のレベルを把握する(留学後に比較しやすいように、TOEICなどの点数が分かるものがいいと思います)
  3. 日本にいるうちから英語に触れる(ex; 私は短期で英会話学校にも通いました。Podcastを聞く、英会話カフェなどに参加するなど、方法は色々あるので自分に合った方法で楽しく英語に触れておくといいと思います)
  4. 現地の情報サイトをチェックしておく (下記の情報サイトをご参照ください)

現地で、3ヶ月留学を最大限に活かす方法

  1. 日本人同士でも英語で話す(向上心・行動力がある人・ポジティブな人と友達になる)
  2. 現地の人が使っている「meetup」や「eventbrite」を利用して、交流する(下記の情報サイトをご参照ください)
  3. 「英語を学ぶ」という目的の他に、趣味や興味があると現地の人と繋がりやすい
  4. ホストファミリーにも出来るだけ話しかけてみる
  5. 学校で友達を作るのに時間がかかっても焦らない(学校以外で友達を作ればいい!)

カナダ情報収集サイト

  • meetup : 現地の人が使っているサイト。Language&Culture/Tech/Film…などのコミュニティーが豊富。自分の興味がある分野で探して、現地の人と知り合いになろう。
  • eventbrite :「meetup」より、少し大人向けのイベントやクラス、カンファレンスが多い。(無料のイベントもたくさん)
  • emaple:カナダ在住の日本人専用!帰国する日本人が本や服、机などのを安く売っています。現地の情報やイベント、シェアハウスや仕事に関する情報も盛りだくさん。
  • craigslist :「emaple」のようなものですが、現地の人が使っています。
  • kijiji :こちらも「emaple」のようなものですが、現地の人が使っています。

まとめ

今回は長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。いかがでしたでしょうか?少しでも留学に興味があるのであれば、絶対チャレンジした方がいいと思います。費用や期間も気になると思いますが、3ヶ月という短い期間であっても、その時間を生かすか無駄にするかは自分次第でなんとでもなります。英語だけでなく、その土地の文化や人々に触れて、新しい世界を見ること自体、単純に楽しいですしね。皆さんの留学が有意義なものになるよう祈っています。