カナダに移住してみて感じたデメリット6つ!

前回の「カナダに移住してみた感じたメリット6つ!」に続き、デメリット版も書いてみました!カナダで生活していると、日本の良さをしみじみ感じることがよくあります。逆を言えば、日本に住んでいたら分からなかった日本の良さ。そういう意味でも海外に住む意味がありますね〜。

ということで今回は、カナダに移住してみて、私が感じたデメリットを6つシェアします!

デメリット1:家族と離れる

家族と一緒にカナダに移住をした人は別ですが、日本に家族を残し、一人でカナダに飛び立つ人も少なくないと思います。

そうすると、当たり前のことですが、家族に頻繁に会うことは難しくなりますよね。

「日本にいたとしても、実家を出てしまえば、そんなに会わないし…」という話もよく聞きますが、海外にいると何か起きたときにすぐに会えないというのは、どうしてもデメリットになってしまいます。

「せっかく海外に行くなら日本から遠い国で生活をしてみたい!」と思っていた私は、最終的にカナダを選びましたが、カナダで生活しながらも、どんどん歳を取って行く親のことを考えると「日本にいてあげた方がいいのかな」と考えることもありました。

日本にいる姉には「自分勝手で親不孝」と怒られ、傷ついたこともあります。笑

それでも、自分の夢を叶えたいという気持ちが強かったので、家族にはわがままを通す形になりましたが…(^^;

家族と離れて海外生活している人の中で、このような感情の狭間に押しつぶされそうになる経験をした人も多いと思いますよ〜。

デメリット2:カナダはマリファナが身近

カナダは、2018年10月にマリファナが合法になりましたね。先進国として初の合法化のようです!

ま、合法になる前から、既にマリファナのニオイはプンプンしていましたが…。私はあの独特なニオイが嫌いです。

なんで匂いが分かるの?って思うかもしれませんが、独特なので分かります。

ちょっと狭い路地や停車中のクルマなどから「もわ〜ん」としたニオイが漂ってきたら、ソレですね。

「タバコより害はない」という人も多いですが、近づかないのが一番。

でも、マリファナが合法になった背景とかを探るのは勉強になるかも。

デメリット3:日本の化粧品がカナダでは手に入りにくい

これは女性ならではのデメリットですが、

ずっと使ってるお気に入りの化粧品や、自分の肌に合う化粧品って、変えたくないですよね。

肌につけるものだし、海外に行っても、できれば同じものを使いたい。

だけど海外で販売されていなかったら、日本から持っていくしかなくなります。

海外展開している資生堂さんは、よく海外の空港やデパートで見かけますが、私の愛用していたアルビオンは海外展開していないとのこと(泣)

当時の私は、どうしてもアルビオンをカナダでも使いたかったので、1年分の化粧品(化粧水・乳液なども含め)をまとめ買いしました。

ここからは、私の失敗談↓

カナダへ向かう日、空港で預け荷物が7キロオーバーに!(事前に重さを計っておくべきだった…)

そこで、仕方なく一番重そうな化粧水や乳液、クレンジングなどの化粧品をいくつか取り出し、空港に見送りに来てくれていた姉夫婦に託して、後からカナダに送ってもらうようお願いしました。

がしかし!

後々気づいたのですが、化粧品の成分に「アルコール」が入っていたため、海外送付NGという結果に…泣

がーん。そこは盲点でした。。。

ということで、後日、日本の友人がトロントに来るとき、運び屋になってもらいました。(助かったーーーー!)

デメリット4:ワークビザが半年を切ると仕事を見つけにくい

ワーホリビザのように、働ける期限が決まってる場合は、そのビザが半年を切ると、徐々に仕事が見つけにくくなります。

雇い主としては、できるだけ長く働けるビザを持っている人を雇いたいですもんね。

という事で、日本にいる時から仕事のリサーチをしておくとGood。

でも、どうやって探せばいいの?って思いますよね。

*カナダで仕事探しする方法は、こちらの記事にまとめておきました!

最初の三ヶ月はワーホリビザで語学学校に通って、そのあと働くパターンが一般的ですが、できれば語学学校に通っているうちから、仕事探しにもアンテナを貼っておいた方がいいです。

というのも、語学学校を卒業してから仕事探しをスタートしても、すぐに仕事が見つからなかった場合、「あと、残り◯ヶ月しか残っていない!」と、焦ってしまうからです。

とはいえ、仕事探しはタイミングや運でもあるので、そんなに焦らなくても大丈夫です…!

別の方法としては、現地の語学学校に通う場合、通学期間が6ヶ月以内であれば、カナダの観光ビザ学生ビザでも可能です。

そのあとワーホリビザに切り替えて、1年間仕事をするという方法もあります。

ただ、ビザのルールは頻繁に変わるので、興味がある方は、専門的なサポートをしてくれるエージェントさんに相談するのをオススメします。

デメリット5:自分に甘いと日本語を話すことが多くなる

カナダの大都市トロントには、日本人が沢山います。

そのため、語学学校でも仕事先でも、ラングエージエクスチェンジの場でも、気づけば周りは日本人だらけ、ということも。

「英語を身につけるためにカナダに来たのに、気づいたら日本語ばっかり喋ってる…」という話もよく聞きます。

それでは本末転倒になってしまいますよね。

仮に日本食レストランで働く場合、接客は英語が必須ですが、スタッフ同士の会話は日本語になりがち。

カナダで日本を発信できるという点では魅力的ですが、新宿の居酒屋で外国人に接客してる環境に近い気もします。

もし、自分がカナダに来た目的とずれているなぁと感じたら、諦めずに理想の環境を探し続けて欲しいと思います。

「自分には無理…」と思っている人でも、動き始めてみると「案外行けるかも」という感覚になるときがくるかもしれません。

カナダは移民大国。いろんな人種がいるから、日本人だって誰だってきっとより良い環境を見つけられるはずです。

せっかくのカナダ移住ですからね!

デメリット6:オシャレしなくなる

「カナダに行くと見た目を気にしなくなる」と、よく聞きます。これには同感です。

日本にいた時は、毎週末のように洋服を買いに行っていた私が、カナダに行ってしばらく経つと、自分でもびっくりするほど、物欲がなくなりました。

ま、お金使いたくないっていうのもあったんですけどね。笑

カナダは日本のような「今年の流行り」があまりなく、基本的にパーカーにジーンズ、スニーカー(夏はビーサン)、リュックです。

圧倒的にラクな格好重視ですね。

それから、女子はヨガパンツを私服にしてる人が多すぎる!もしかして、これがカナダの流行り?

ヨガをしていたので、私もヨガパンツで出歩くことが自然と多くなりました。

お尻や太ももがパツパツでしたけど、「見た目より快適さ!」と思ってしまいましたね。

カナダに移住してからは、日本にいた時よりオシャレに興味がなくなった気がします。

でもだからこそ、オシャレする日は特別な日って感じがします!(無理やりポジティブ)

まとめ

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

【カナダ移住してみて私が感じたデメリットのまとめ】

  • デメリット1:家族と離れる
  • デメリット2:マリファナが身近
  • デメリット3:日本の化粧品はカナダでは手に入りにくい
  • デメリット4:ワークビザが半年を切ると、仕事を見つけにくい
  • デメリット5:自分に甘いと日本語を話すことが多くなる
  • デメリット6:オシャレしなくなる

海外生活では、日本の「あたりまえ」が通用せず、戸惑うことも多いです。

ただ、一見デメリットに感じるものも、別の視点からはメリットだったりするのも事実。

考え方次第で、その全ての経験が一生の財産になるはずです。