【カナダ観光】知っておきたいビザなしで出来ること!

海外に行くとき、たまに耳にするのが「ビザ」という言葉。でもなんだかよく分からないですよね。

カナダに観光で行く時も、ビザは必要なの?ビザなしで出来ることは?

そんな疑問をお持ちのかたもいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、私がカナダに行く前に知っておけばよかった!と思った、知って得する情報をシェアします。

そもそも、「ビザ」ってなに?

ビザとは、渡航先の国が出す「許可証」のことです。

海外で働いたり、学校に通ったりするには、通常「ビザ」を取得する必要があります。

海外で働きたければ就労ビザ、学校に通いたければ学生ビザなど、必要になるビザの種類は様々です。

ビザの種類や条件は、もちろん国によって異なりますし、変更が入ることも多いので専門家に相談した方がいい場合もあります。

いずれにせよ、海外で何かをしたいと考えている方は、必要なビザをチェックするのが第一歩ですね。

カナダに観光で行く場合、ビザは必要なの?

それでは、カナダに観光で行く場合は、ビザは必要なのでしょうか?

答えは、NOです!

日本のパスポートを持っている人は、観光目的でカナダに滞在する場合、ビザを取得しなくてOKなんです。日本のパスポートは、最強ですね〜。

しかも、カナダはビザなしで6ヶ月も滞在できます。

もちろん、ビザなしでカナダで働くことはできませんし、そもそも6ヶ月まとまった休みなんか取れないよ!という人も多いと思うので、現実的ではありませんが…。

それでも、知っておいて損ではない情報ですよね!

ここで補足ですが、「私は観光ビザでカナダに来ました」という人も多いのですが、実際には「観光ビザ」というものは存在しません。

厳密には、その場合のステータスは「ビザなし」ということになるのですが、便宜上「観光ビザ」という言葉が使われているだけなんです。

私も前まで「観光ビザ」というものが存在するのかと思っていました…。

カナダ観光には電子渡航認証(eTA)が必要!

カナダで観光するためのビザは不要ですが、ここで忘れてはいけないのが、eTAです。

昔はeTAすら必要なかったのですが、2016年3月15日より、電子渡航認証(eTA)が必要になりました。

「え?何それ?」と思った方もいるかもしれませんが、eTAの申請方法はとっても簡単で、10分くらいでできるのでご安心を!

アメリカのESTAや、オーストラリアのETASを知ってる方は、イメージしやすいと思いますが、eTAはそのカナダ版です。

申請費用は7カナダドルで、クレジットカード等で支払いをすればOK!

カナダ政府のホームページからオンライン申請できます。

渡航の直前ではなく、余裕を持って申請しておきましょうね。

ビザなし(観光ビザ)で出来ること

それでは、カナダでビザなし(観光ビザ)で入国した場合、現地では何ができるのでしょうか?

私が驚いたのは、ビザなしでも6ヶ月以内であれば、語学学校に通えるという事実!

これは、カナダで語学留学を考えている人にとっては朗報ですよね。

働くことはできませんが、カナダで語学を集中して学ぶには最高のチケットだと思います。

カナダで知り合った日本人の友達は、最初にビザなしで入国して語学学校に6ヶ月通い、そのあとにワーホリビザに切り替えるということをして合計1年半滞在していました。

私もこの方法を知っておけばよかった…!

というのも、ワーホリビザで1年間丸々働くことができるので、ワーホリビザを最大限に有効活用できるんですよね。

でも、ビザの切り替えなどは、一旦カナダ国外に出ないといけないという条件もあるようなので、要注意。

一度、留学エージェントさんのような専門家に相談することをオススメします。

ビザなし(観光ビザ)で出来ないこと

ここまでくれば、皆さんもすでにお分かりかと思いますが、ビザなし(観光ビザのみ)では、働くことはNGです。

また、インターンシップも禁止されています。

やっぱりあくまでも「観光目的」というのがベースにあるんですね。

私が、カナダに行った理由の一つとして、「カナダ企業でインターンシップをする」ことでしたが、ワーホリビザ(就労OK)を持っていたので、インターンシップも出来ました。

ここでびっくりなのが、インターンシップが仮に無給であっても、働けるビザがない限りNG行為となります。

給料をもらわないんだったら、いいんじゃないの?と思ってしまいがちですが、そんなことはないので要注意ですね。

まとめ

日本のパスポートがあれば、カナダはビザなしでも6ヶ月間滞在出来るし、語学学校にも通えるというのは、日本人にとっては朗報ですよね。

カナダで何かをしたいと考えている方は、一度ビザについて調べてみると、案外簡単に夢を叶える方法が見つかるかもしれません。

なんてったって、日本のパスポートは最強です。

その特権を最大限に利用して、皆さんも旅に出ましょう〜!