海外に行く準備として、事前に調べておきたいのが、渡航先の「コンセントの形状」や「電圧」。日本と違う場合は、変圧器や変換プラグをもっていく必要があります。でないと、携帯やパソコンなどの電子機器類が壊れたり、充電できない!っという事態に陥ってしまうので、要チェック。ということで、今回はカナダのコンセントや電圧情報をシェアします。
カナダのコンセントの形
嬉しいことに、カナダのコンセントの形は日本と同じAタイプ!(ちなみに、アメリカもAタイプ)なので、変換プラグは不要です。日本から持ってきても、そのまま差し込めるので、楽ですね!
ただ、カナダのコンセントはよく見ると、真ん中に丸い穴があります。これは、大電流の機械を使う際に用いる穴のようなので、大抵の場合は無視して大丈夫です。私も、日常生活でこの穴を使うことはあまりないのですが、こっちで買ったお湯沸かしのポットだけは、この穴を使っています。
日本の電圧とカナダの電圧
日本は100Vで、なんと世界で1番低い電圧。カナダの電圧は110-120Vなので、日本より若干高めですね。ただ、iPhoneなどのスマホやパソコンは、100V〜240Vまで対応しているので、そのまま使用して大丈夫です。
ちなみに私は、日本からソニケア(電動歯ブラシ)も持って来たのですが、そのまま問題なく使えます。それぞれの機器に対応できる電圧の範囲が記載されているので、念のため、一度チェックしてみるといいと思います。対応電圧が100Vの製品を使いたい場合は、変圧器を使うことをお勧めします。変圧器を使わないと、火事になる可能性もあるので、要注意です!
余談ですが、2006年にアメリカで日本の携帯(当時はパカパカ携帯)をそのまま充電したら、バッテリーがパンパンに膨れて使えなくなったのを思い出しました…。今はスマホが普及して、そういう意味でも昔よりずいぶん海外生活が楽になったなぁと感じます。
ヘアドライヤーやヘアアイロンは要注意
ヘヤドライヤーやヘアアイロンを日本から持っていきたいと思う方は多いと思います。ただ、日本で買ったヘアドライヤーやヘアアイロンは、ほとんどの場合が100Vなので、カナダで使用する場合は、変圧器を使うか、日本で海外対応用のヘアドライヤーやヘアアイロンを買って持っていくことをおススメします。海外対応のヘアケア商品でも、シンプルでコンパクトなものを選べばそこまで高くないです。カナダに長く滞在する方は、カナダで買ってもいいと思います。ただ、日本に比べて種類が少なくて、値段もそこそこします。私は、カナダでカールのヘアアイロンを買ったのですが、種類も3種類くらいしかなくて、値段も5,000円くらいしました。(もう少し安く買いたかった!)でも、性能は問題ないです!
英語で「コンセント」は通じない?
実は、日本語でいう「コンセント」は和製英語で、英語では「アウトレット(outlet)」もしくは「プラグ(plug)」や「ソケット(socket)」 という単語を使います。日本語の「コンセント」はconcentric(plug)を略したものだと言われているようです。なので、「コンセントはどこですか?」とそのままカタカナ英語を使っても、通じないんですね。。。
ちなみにカナダでは、カフェやレストラン、駅などでコンセントを見つけたら、誰の目も気にせず、すかさず携帯の充電を始める人が多いです。かといって、日本みたいに「電気どろぼう!」という目では見られず、みんな普通にどこでも充電してます。ゆるい。
まとめ
カナダは日本と同じAタイプのコンセント形状、かつ電圧もさほど変わらないので、特に心配は要らないですね。変圧器や変換プラグを買う手間やお金も省けるのが嬉しいです。とは言っても、念のため、持って行く製品の対応電圧は一度チェックしておくのをお勧めします。せっかく日本から持ってきた大事なものが台無しになったり、火事になったりしたら、元も子もないですからね。