カナダにはあって、日本には無いものは…？
なぞなぞのような始まりになってしまいましたが、「サマータイム」が答えの一つに挙げられます。
日本もサマータイムを導入していた時代があったようなのですが、現在では無いですよね。
そのため、「そもそも、サマータイムって？」「時間が変わるってどういうこと？」と、疑問に思う人も多いのではないでしょうか？
そこで、今回の記事では、サマータイムについてまとめてみました。
カナダのサマータイム
サマータイムとは、その名前からも想像できるように、夏の時間という意味です。
でも、実際の英語では「Daylight Saving Time（デイライト セービング タイム）」と言います。
つまり、「日中の時間を大切にしよう！」という意味ですね。
日本でも夏になると、日が長くなりますが、それと一緒で、カナダでも夏は日照時間が長くなります。
カナダでは日照時間が一番長い日で夜8時30分くらいまで明るい時があるんです。
なので、カナダでは、毎年夏になったら時計を1時間進めて、冬になったらまた時間を1時間戻します。（カナダの他には、アメリカとヨーロッパもサマータイムを導入しているようです）
時間を調整するタイミングは毎年以下のように決まっています。
- 3月の第2日曜日（午前2時）：1時間進める
- 11月の第1日曜日（午前2時）：1時間戻す
カナディアンは、この「Daylight Saving Time」の切り替えに慣れているので混乱しないのですが、私が初めて経験した時は無駄に緊張しました〜。
幸いなことに日曜日に変わるので、休日の人も多く、万が一時計を調整し忘れても被害は最小限に抑えられるかも…？
Daylight Saving Timeがスタートする日は、いつもより1時間損していることになるので、いつもと同じ時間に就寝＆起床した場合は、1時間睡眠時間が短くなっていることになります。
まさに時差ボケのような感覚で、眠くなっちゃうので、その日はできるだけ1時間早く寝るようにしましょう。
そうすれば、いつもと同じ睡眠時間が保てることになります。
ちなみに、iPhoneは自動で時間を調整してくれるので、いつも通りに目覚ましを設定して問題ないですよ〜！
この機能は、とても助かりますよね。
もちろんアナログの時計や、腕時計、家電についている時計、車の時計は自動では変わらないので、手動で調整することをお忘れなく！
サマータイムを導入していない日本では、時間を早めたり、遅くしたりする経験がないので、ちょっと面白い体験です。
日本とカナダの時差も変わる！
Daylight Saving Timeがスタートすると、もちろん日本とカナダの時差も変わることになります。
あなたがトロントにいる場合、
- Daylight Saving Timeが始まる夏の時間：日本との時差が13時間
- Daylight Saving Timeが終わる冬の時間：日本との時差が14時間
になります。
これも慣れるまでは、頭だけで計算すると混乱してしまいますが、ご安心を！
分からなくなったら、iPhoneの世界時計を確認すれば、すぐに分かります。
カナダの中でも時差がある
そして忘れてはいけないのが、カナダの中でも時差があるということ。
カナダは日本の約27倍もの広さなので、同じ国の中でも時差があるんですよね。
しかも、全部で6つの時間が存在します！
これも日本では考えられないことなので、最初は混乱してしまうかもしれませんが、困った時はiPhoneに頼りましょう。
地域別に時差を詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください！
まとめ
日本にはない「Daylight Saving Time」ですが、1時間のみ前後するだけなので、慣れれば全く問題なく適応できると思います。
Daylight Saving Timeの日だけ忘れないようにしておけば大丈夫です！
